54. 折衝力・交渉力向上研修
研修のねらい
■ 対立関係にある相手との交渉力(論理的思考力・説得力など)が向上します。
■ 交渉・折衝相手との感情的な対立を招かないようになります。
■ 相手との合意形成の方法と、創造的な(WIN-WIN) 交渉スキルが身に付きます。
研修の概要
地方自治体は、厳しい財政状況と職員減少の時代にあって、集中と選択の戦略型行政運営を推進しなければなりません。この集中と選択には、多くの利害関係者との意見調整(交渉や折衝)が必要になります。
利害関係者との間に信頼関係を構築しながら、地域住民としての共通の方向性及び協働の土台を形成することが、戦略型行政運営には不可欠です。
そのため、複雑に絡み合う利害関係や価値観の相違への認知と理解を深め、双方が満足する結果を効果的に導く、コンフリクト・マネジメント(対立関係を統合させる)の考え方を基にした交渉力や折衝力の向上が必須となります。
また、自職場内においても日々、様々な意見の食い違いが起こっています。より良い仕事を行うには、意思疎通・伝達のコミュニケーション能力に加えて、他者との信頼関係構築と合意形成に基軸をおいた、交渉や折衝のコミュニケーション能力を鍛えなければなりません。
本研修では、交渉力と折衝力のベースにある論理的思考の方法、論理的な反論の方法、傾聴の方法、効果的な説得の方法などを学び、これらを応用した交渉・折衝の方法を、演習を通して体得します。