36. キャリアデザイン研修(中級・上級職員向け)
研修のねらい
<中級職員向け>
■ これまでの経験を振り返り、自身の強みや能力課題を整理します。
■ 職場からの期待役割や環境変化を踏まえて、今後身に着けるべきことを考えます。
■ ワークライフバランスへの意識を持ち、長期的なビジョンを明らかにします。
<上級職員向け>
■ これまでの経験の振り返りと自分の強みを自覚し、人生の役割を考えます。
■ 環境変化と今後求められる能力を確認し、3~5年を視野に自分のビジョンを考えます。
■ 部下後輩に対するキャリア支援の視点を学びます。
研修の概要
<中級職員向け>
中級職員(※入庁10年前後を目安)は、中堅としての存在感が増している時期です。また、異動を経験し、昇進について考えるタイミングでもあります。中堅として任される業務が増えていく中、日々の業務に追われており、モチベーションを維持するためにも、一度これまでの経験を振り返り、中級職員としての期待役割を明らかにし、今後の中級職員としての在り方を考える機会が必要です。
そこで、この研修では、キャリアの考え方やワークライフバランスを理解し、経験の振り返りを通して培った能力や強みを見いだします。環境変化や期待役割を捉えて、身に付けるべき能力課題を考え、今後10年間のキャリアビジョンと行動計画を検討します。
<上級職員向け>
上級職員(※入庁20年前後を目安)は、職場で責任が増える一方で、生活上での変化や悩みも多い時期です。この時期のことを、ミドルクライシス(中年の危機)とも呼びます。定年延長とともに長くなる職業人生を見据えて、これまで培った能力の発揮だけでなく、環境変化に対応して身に付けるべき能力を意識した、具体的な行動(リスキリング)が必要です。
そこで、この研修では、これまでの経験の振り返りとともに現状を分析し、今後の変化を予測した上で具体的な行動を明確にします。また、部下後輩に対するキャリア支援の視点も身に付けます。